今日は、Azure Cosmos データベースについて説明します。まず、Azure Cosmos データベースとは何か、ご存知ですか?

いいえ、よくわかりません。

大丈夫です。Azure Cosmos データベースは、Microsoft Azure クラウドプラットフォーム上のデータベースサービスです。それぞれのアカウントで1つまたは複数のデータベースを作成できます。データベースは名前空間に似ており、一連のAzure Cosmos コンテナーを管理する単位です。さまざまなAPIを使用して、データベース内のデータを操作できます。

それぞれのAPIはどのようなものなのですか?

いくつかのAPIがあります。例えば、SQL API、Cassandra API、MongoDB 用 Azure Cosmos DB API、Gremlin API、テーブル APIなどです。これらのAPIは、それぞれ異なるデータモデルや操作方法を提供していますが、全てAzure Cosmos データベース上で動作します。

なるほど。では、Azure Cosmos コンテナーとは何ですか?

Azure Cosmos コンテナーは、データベース内のデータを格納するための単位です。コンテナーは、スループットとストレージの両方に関するスケーラビリティの単位であり、水平方向にパーティション分割され、複数のリージョン間でレプリケートされます。

スループットとは何ですか?

スループットとは、データベースが処理できるリクエストの量を表す指標です。コンテナーを作成するときに、スループットを構成することができます。専用プロビジョニング スループットモードでは、コンテナーに予約されたスループットが提供され、SLAによって保証されます。一方、共有プロビジョニング スループットモードでは、同じデータベース内の他のコンテナーとスループットが共有されます。

コンテナー内にはどのようなデータが格納されますか?

コンテナーは、スキーマに依存しない項目のコンテナーです。つまり、コンテナー内の項目には任意のスキーマを含めることができます。例えば、人物を表す項目と自動車を表す項目を同じコンテナーに配置できます。また、コンテナーに追加するすべての項目には自動的にインデックスが付けられ、明示的なインデックスやスキーマ管理は必要とされません。

Azure Cosmos 項目とは何ですか?

Azure Cosmos 項目は、コンテナー内のデータの最小単位で、使用するAPIに応じて異なるデータ構造を持ちます。例えば、SQL APIではItemとして、Cassandra APIでは行として、MongoDB 用 Azure Cosmos DB APIではドキュメントとして、Gremlin APIではノードまたはエッジとして、テーブル APIではItemとして扱われます。

なるほど、Azure Cosmos データベース、コンテナー、項目について理解できました。ありがとうございます。

どういたしまして。これらの概念を理解することで、Azure Cosmos データベースを効果的に活用して、アプリケーションのデータ管理ができるようになります。